Updated: 2 January,2005

娘達の馬房
〜いつまでも元気で幸せに〜


神様のお引き合わせで、2人の娘と出会うことができました。一人はすぐ近くで、もう一人は北海道で暮らしていますが、どちらの娘も大切な宝物です。『親馬か』ながら、自慢の娘達を紹介させていただきます。

(Photo by Owner's Eyes)
 
私が初めて一口出資をした娘です。尊敬するサンデーサイレンスの娘で、ジョイフルステージとして13戦を戦いました。レースのたびに、心臓が飛び出るくらいの緊張で、彼女の走りを見守りました。残念ながら未勝利のまま、奇しくも父の死から1日明けた’02.8.20、荒尾のシーサイドCのレース後、右前脚種子骨骨折が判明し、引退となりました。

引退後の彼女がどうしているのか、心配な日々が続きましたが、幸運なことに出羽牧場さんでお母さんになることになりました。
 
2003年5月の旅で、元気な彼女にあわせていただくことができました。骨折した足もすっかり良くなり、他のお母さん達と元気に放牧されていた彼女を見て、本当にホッとしました。
 
彼女に会えた時、お腹にいた仔は無事に生まれ大きくなり、7月12日のセレクトセールで無事オーナーが決まりました。
 
これからはとにかく無事にデビューを目指してほしいと思います。そして彼女には、また新しい命を授けてもらえるように、元気で過ごしていてほしいと心から願っています。

私の大切な娘ホシウラナイです。3年前の5月に日高巡りの旅から戻った直後、馬術協会にあのトウカイテイオーの娘が入厩したと聞きました。社台SSでパパに会ってすぐだったので、余計に縁を感じ、飛んで会いに行きました。
 
そこにいたのは本当に人懐っこい可愛い仔。体重も400kgあるかないかの小柄な娘でした。その子は、生まれた時から脚が曲がっていて、もうだめかもと言われながらも、たくさんの方の思いに助けられて、一度は上山競馬場に入厩しました。残念ながらやはりその脚が原因で、競走馬になることができず、『乗馬としてなら』という関係者の皆さんのお気持ちで、縁があって馬協に来たのでした。
 
馬主になる大変さは知っていたので、すぐに決断することはできませんでした。でも私が馬主になることで、脚が曲がっていて、まだ乗馬としても活躍できるかどうかわからないこの子が安住の地を得ることができるのなら、と思い母になることを決めました。

こんな風にして第二の人生を得ることができるのなら、それも一つの方法だと思います。この娘だって、関係者の方の「生かしたい」というお気持ちがなかったら、私は出会うことはできませんでした。
 
『ホシ〜』という声を聞いて、馬房からひょこっと顔を出してくれるだけで、その日の疲れや悩みが消えてしまいます(^ ^)。
 
せっかく出会えた命だから、未熟な母は一つ一つ勉強しながら、ずっと一緒に歩いて行きたいと思っています。

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