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(Photo by Sashiko)
『君と一緒に感じた風の感触は、今も僕の全身に残っています。』
これは武豊騎手が、サイレンススズカへのお別れの言葉の中で言われた一文です。先頭を、どこまでも先頭を駈け抜けた彼と、その背中にいた武騎手が感じた風はどんなものだったのだろう...彼がいなくなってしまった悲しみの中で、そう考えたのが自分も馬に乗ってみようと本気で思い始めたきっかけでした。
万年初心者の私には、希代の快速スピードで走っていた彼等と同じ風を感じることなど夢のまた夢ですが、馬の背中でその温かさや鼓動を感じながら、一緒に走ることが出来るのは、私にとってかけがえの無い喜びになりました。そして、そんな喜びを与えてくれる馬たちに心から感謝するとともに、「彼らが幸せに暮らせること」を真剣に考えるようになりました。
人は昔から馬とともに生きてきたと言われます。現代でも色々な形で、馬は私達を支えてくれています。私達人間は、彼らから恩恵を受けるだけでなく、彼らの幸せを考える責任があると思います。せめて、人間のために一生懸命頑張った馬たちが、悲惨な形でこの世を去らなくてもいいように。愛されてその人(馬)生を生きることができるように...。
このHPは、馬達にたくさんの幸せをもらっている私が、その馬なりぶりを紹介することで、一頭でも多くの馬が幸せに暮らせるようになれば、と願って開いたものです。少しでも馬の存在を身近に感じ、馬の幸せを考えてくださる方が増えてくれれば幸いです。そしてそうすることが、私に数え切れないほどの大切なことを教えてくれた、サイレンススズカへの恩返しになるような気がしています。
※馬房(へや)の紹介※
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